2020年７月、パートナーのコバンから、ギャンブル依存と多重債務のカミングアウトがありまして
アラフィフ２人でなんとかしていく一部始終を、このブログに書いています。
借金を返済して、10年間で、老後資金の2,000万円を作ります！
同じ境遇の方の参考になれば…と願っています。
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サメちゃんです。
このコロナ禍のご時世、
収入が激減してしまった方も多い、というニュースをよく目にします。
そういうニュースを見るたびに、コバンは言います。
もし、ギャンブルを続けていたら、自分はもう死んでたかも・・・
マンションも追い出され、職場まで借金取りが来て、給料を差し押さえられて
携帯も持てず、誰とも繋がりがなくなって、ホームレスになっていたかもしれない・・・
本当にありがとう。
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実はコロナの少し前、コバンは前職を首になっていました。
求職中は、夜間の日雇い労働などをやっていたようなのですが、
稼いだお金は全て、やけっぱちで競輪につっこんで、
（全額どころか、なんだかんだと借金を重ねて賭けて）
お金に怯えては、サメちゃんの家に転がり込んで来ていました。
この頃、私は、コバンがギャンブルで多重債務しているなんて、夢にも思っていなかったのですが
なんだか『嘘のある人』『信頼できない人』だと思っていました。
それと同時に
コバンの、注意欠如と落ち着きのなさから、
多分大人のADHD、グレーだなぁって
誰かが見守ってないと危ういな、 とも感じていました。
競輪漬けだった頃のコバンは、
会社員でありながら、昼間っからビールを飲み
いつも服はしわくちゃで、酒臭く
終わらない残業の合間に、朝昼晩とネットで競輪、
会社のデスクの下、床に敷いた段ボールの上で寝て
たまーに、ゴミ屋敷のマンションに、シャワーを浴びに帰る、という生活をしていました。
忘れ物、無くしものが多くて、要領が悪く、
遅刻も多くて、上司や社長から怒られているところを、サメちゃんはいつも見てました。
（同じ会社ではなかったけれど、いろいろ縁あって、近いところにいたので）
この頃のコバンは、生きていくことに楽しみがなかったのですね。
寒い日に酒に酔って、ビルの隙間で眠り込んでいた早朝、
見知らぬ外国の人に起こされて目を覚ました というエピソードを聞いて
ああ、これは本当にヤバイな。
（近所に住んでいたので）何かあったら、私が身元引受人にならないとな
などと思っていたのです。
コバンにとっても、私の存在は拠り所だったと思います。
そんな頃、世の中に唐突にコロナが流行り、
人との関わり合いを最小限に抑えなければならない風潮になったので、
私たちは、身を寄せ合って生きていくことにしました。
そんな中、
多重債務のカミングアウトは、勇気のいることだったと思います。
タンス貯金を盗まれていたので、私のショックはかなり大きかったのですが
でも、多分
ADHDグレーなこともあって、一人では情報の整理整頓ができない人かも、
と思っていたので
お金のこと、人生のこと含め、誰かがついていないと、
ギャンブルの沼から抜け出すのは厳しいだろうと感じました。
大事なことなので何度も言いますが
サメちゃんは１円も肩代わりはしません。
全額、コバンが返済します。
それをサポートするのが、サメちゃんの役割です。
いわゆる
『魚を与えるのではなく、魚のとり方を教える』っていう方針です。
支え合っていくけれども、お互いしっかり自立していたい。
まだあと50年くらい生きちゃうかもしれない。
お金に追われて生きていくことはしない。
そうやって、考え方をシフトしたら
この１年間で、コバンは、110万以上も借金を返済し
尚且つ、80万円くらい貯蓄もできました。
簡単な算数がわかれば、お金は着実に増やせる。
どんな人生にしたいか決めれば、お金の使い方も変わる。
お金に振りまわされないで、
お金で不自由にならないで。
お金は、自由の土台になる。
お金をうまく使って、楽しく生きていこう。
もしあなたが、パートナーの借金を知ったら
まずは、専門家に相談することを勧めて
借金を返すだけの人生にしないように、寄り添ってあげて欲しいです。
まずは、専門家に相談して
問題を小さく切り分けていきましょう。
大丈夫、絶対、解決できる。
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ある日の夕ご飯。
・ホワイトとうもろこし
・カニカマあんかけオムレツ
・焼鮭、キムチ
・お味噌汁（コバン作）
・きゅうり味噌（＋豆板醤＋ニンニク）ディップ
・里芋とこんにゃくキノコのにもの（残り物）
・玄米ご飯
美味しかった。ごちそうさまでした。
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