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パートナーの『違和感』に気付いた日のこと
当時わたしたちは、コバン49歳、サメちゃんは50歳（バツイチ）で
コバンは、歩いて15分くらいのところに住んでいたのですが、
週に５〜６日はサメちゃんのマンションに来て、ごはんを食べたり泊まっていったりする関係でした。
外食の時にはコバンが多く払ってくれたり、奢ってくれることも良くありました。
コバンは、たまーに、
サメちゃんからまとまったお金（５万くらい）を借りることがありました。
『理由は言えないけど、、、ちょっと親にお金がかかって・・・』と。
ちょっと嘘くさいなぁと思ったりもしたけど
不信感はあるものの、人に言えない親の事情なら仕方ないか・・・
他の人には頼みにくいんだろうなぁ・・・と、好意的解釈をして、
もちろん、ちゃんと借用書と、返済期日も書いてもらって、貸す。
そして、次のお給料日には、きっちり全額返してもらう。
そんなことが３回ほどありました。
やっぱり、３回もあると、
『いい加減、理由を知らないでは貸せないよ！』と喧嘩になったりもしたのですが
その頃のコバンの危うさは、私が手を離したら死んでしまうんじゃないか、と思えるほどだったので
『返ってこなくてもいいお金』『人助け』と思って貸していました。
この頃のコバンは、口癖のように『50歳にはなんとかしたい』と言ってたんですよね。
あと半年か・・・
その言葉を信じたいと思うサメちゃんでしたが、一向に変わる気配のないコバン。
喧嘩は増える一方でした。
*****
そんなある日、サメちゃんは、
コバンがこっそりとクローゼットを探っていることに気付きました。
調べてみると、タンス貯金が減っています。
スーッと血の気が引いて、いやな汗が出てきました。
なくなっていたお金は、なんと19万2千円。
怒りというより、絶望感が凄かった。
裏切られたというか。。。
気づいた時は、正直、血の気がひきました。
それからサメちゃんは、数日かけて、
コバンの財布やスーツのポケットからレシートを探して、
どんなことにお金を使っているのか見極めることにしました。
そして、３ヶ月分のスマホ会社の領収書を発見。
それがなんと、合計で20万円近い支払額で、盗まれたタンス貯金とほぼ同額だったんです。
『カミングアウトさせたい』
実は、サメちゃんは、お金に堅実に生きてきたタイプで、スマホローンの存在なども知らなかったので
スマホの支払いが多いのは、
出会い系とかアダルトサイトに課金しているからなのかな。。。と思っていたのです。
（ギャンブル依存だなんてつゆとも思わず）
これは、直球で聞いたところで口を割らないだろうと思ったので、
あのさ、、、なんか私に言わなきゃいけないことあるでしょ？
『50歳までにはなんとかしたい』、って
いつも言ってることと関係あるよね？
多分、言い方のコツなんだけど、
あるでしょ？あるよね？ って、決めつけで言ったとこが、ポイントだと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
直接言えないなら、メールでもいいよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・うん。
この時、コバンは『もう逃げられない』って思ったらしい。
あっさりと、
・・・うん
そして、短いメールをサメちゃんに書きました。
この時のことをコバンが自分で書いたブログがこれ
『カミングアウト前、カミングアウト後』
サメちゃんは、コバンからどんなカミングアウトがあったとしても、
絶対に受け止めようと思っていたから、
辛かったね。
もう大丈夫だよ。
詳しく教えてくれる？
コバン大泣き
でも、これですっかり吐き出して、
そこからは、別人のように生まれ変わりました。
コバン50.0（50歳）、頑張ってます。
同じ境遇の人、ぜひこちらのブログを参考にしてください！
一緒に頑張りましょう。
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ある日のご飯
・冷蔵庫の残り物おでん
冷蔵庫の中の残り物を全部食べちゃうメニュー。
美味しかった。
ごちそうさまでした。
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